中央公民館５０周年でまつり　住民の作品、歴史紹介　富士河口湖

利用者が制作した絵画などが並んだ公民館まつり＝富士河口湖・中央公民館

　富士河口湖町中央公民館は２日、同館で公民館まつりを開いた。２０２４年度に５０周年を迎えた同館の歴史を振り返る展示や住民による作品展があった。
　同館を拠点に活動する団体が制作した絵画や染め物、写真などを展示。サークル活動の紹介、館内に０６年まで併設されていた町図書館の歴史を紹介する展示、子どもを対象にした缶バッジや糸電話の工作体験などもあり、約１００人の来場者でにぎわった。
　ペットボトルのキャップで歌川広重の浮世絵「甲斐御坂越」を描いたモザイク画は、町内の小中学生にキャップの提供を呼びかけ、１月から利用者や職員らが貼り合わせて完成させた。今月末まで展示している。
　同館は１９７４年、旧河口湖町中央公民館として開館した。

(2025年3月3日付 山梨日日新聞掲載)