2025.2.09

忍野の名所多言語音声で 住民団体ガイド制作「歴史知って」

 忍野村の住民団体「おしのエイポンズ」は、忍野八海など村内の観光名所を解説する多言語対応の音声ガイドを制作し、配信している=写真。富士講信者の拠点となった村内の寺に伝わる史料などを基に構成していて、観光客らに村の歴史や文化について理解を深めてもらう内容になっている。

 音声ガイドは、観光地や美術館などの音声ガイドを配信するスマートフォンアプリ「Pokke」で昨年10月から公開。忍野八海を構成する八つの池のほか、村内の寺社などを実際に歩いているように解説している。日本語、英語、中国語、韓国語に対応し、ダウンロード(千円)することで場所を問わず聞くことができる。村観光協会の案内所などでチラシを配布している。

(2025年2月8日付 山梨日日新聞掲載)

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