初詣の清め着々　冨士浅間神社

準備を進める職員ら＝富士吉田・北口本宮冨士浅間神社

　年明けを間近に控え、県内の神社仏閣で初詣に向けた準備が大詰めを迎えている。
　富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社は３０日、境内の清掃やしめ縄の交換、鏡餅を供えるなどして準備を進めた。縁起物やお守りを渡す特設の授与所は２カ所設けていて、同日も外国人観光客ら多くの参拝者が訪れた。初めての企画として、三が日は笹一酒造（大月市）が酒を振る舞う。
　外国人観光客の増加や新型コロナウイルスの５類移行から１年以上たったことなどを踏まえ、三が日は例年の１・５倍に当たる約１５万人の人出を見込んでいる。高阪雄次権禰宜は「新しい年が良い一年になるように願い、参拝者をお迎えしたい」と話した。

(2024年12月31日付 山梨日日新聞掲載)