2024.11.08
富士山うっすら雪化粧
富士吉田市は6日、麓から富士山山頂の冠雪を確認し、独自の「初雪化粧宣言」を発表した。平年比で33日遅く、宣言を出し始めた2006年以降で最も遅い。約40キロ離れた甲府市内にあり、初冠雪の目視観測を担う甲府地方気象台からは曇っていて山頂が見えず、初冠雪の発表はなかった。
市富士山課によると、同課職員が6日午前10時過ぎ、市役所から目視で冠雪を確認した。宣言の発表はこれまでで最も遅かった10月26日(2017年)よりも11日遅い。
気象台によると、6日午後5時時点の山頂付近の天候は雪で、7日にも初冠雪が観測できる可能性がある。
(2024年11月7日付 山梨日日新聞掲載)
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