2024.9.20
納税寄付者と交流を 富士吉田市「富士急」で10月イベント
富士吉田市と富士急ハイランド(同市)は10月26日、同遊園地を貸し切り、市へのふるさと納税寄付者と市民が交流するイベント「富士吉田にZOKKON」を初めて開く。寄付者との継続的なつながりを維持する狙いで、計3千人の参加者を募る。
市への寄付額は毎年全国でもトップクラスで、2023年度の88億900万円は県内で最高、全国でも14番目に多い。市はこれまで、オリジナルデザインの梱包箱で返礼品を送ったり、寄付者を対象にした感謝ツアーを開いたりなど、「返礼品を送って終わる関係ではなく、交流人口増につながる工夫」(市ふるさと寄附推進課)を続けてきた。
今回のイベントもその一環。当日は寄付者と市民が共に楽しめるクイズ大会やハロウィーン企画を用意する。新倉山浅間公園の展望デッキ拡張や7月にオープンしたジビエセンターなど、寄付を活用した事業について紹介するブースも設ける。同課は「寄付者と市民が熱い交流のできる機会にしたい」と話している。
募集人数は寄付者2千人、市民千人。参加料はアトラクション乗り放題になるアフタヌーンパスも付いて大人2千円、小学生・65歳以上千円。未就学児は無料。寄付者は市のふるさと納税特設サイトから、市民は市のホームページから応募できる。
問い合わせは同課、電話0555(22)1111。
(2024年9月18日付 山梨日日新聞掲載)
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