2024.5.15

シダレザクラを植樹 おしの公園に苗木10本

記念植樹をする野口英一理事長(右)と忍野村の大森彦一村長=忍野・四季の杜おしの公園

 公益財団法人富士山をきれいにする会(野口英一理事長)は14日、忍野・四季の杜おしの公園で、本年度の富士山環境美化植樹祭を開いた。富士北麓地域の市町村や団体に約千本の苗木を贈った。
 市町村や協力団体の関係者ら約50人が出席。忍野村の大森彦一村長が野口理事長から記念植樹用のシダレザクラの苗を受け取った。公園では記念植樹も行われ、参加者がシャベルで苗木10本を植えた。
 野口理事長は「環境保全のため、清掃活動や緑化活動は重要。ご協力いただき感謝する」とあいさつ。大森村長が「豊かな自然を次世代につないでいく責務がある。植樹は治山治水のためになくてはならない活動だ」と述べた。
 植樹活動は1966年に開始し、今年で59回目。会が本年度、市町村などに寄贈したのは1009本で、これまでに贈った苗木は本年度で計8万7851本になる。
 会は21日に富士吉田・北口本宮冨士浅間神社で富士山環境美化清掃開始奉告祭を開く予定。富士山環境美化クリーン作戦は8月3日と9月13日に実施する。

(2024年5月15日付 山梨日日新聞掲載)

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