富士きれい運動
５月１４日に植樹祭　常任実行委が事業計画を承認

　公益財団法人富士山をきれいにする会（野口英一理事長）は１６日、富士河口湖・県立富士山世界遺産センターで、本年度初めての常任実行委員会を開いた。５月１４日の富士山環境美化植樹祭を皮切りに、本年度の活動を展開することを決めた。
　富士山周辺の市町村や関係団体から約２０人が出席。事務局から本年度の事業計画の説明を受け、承認した。
　富士山環境美化クリーン作戦は、前期が８月３日、後期は９月１３日に富士山５合目周辺で実施。出発式はいずれも富士吉田市の富士北麓公園で行う。富士山環境美化清掃開始奉告祭は５月２１日に同市の北口本宮冨士浅間神社で実施する。６月１日にはＭｔ．富士ヒルクライムの出場選手受け付け会場でも環境美化を呼びかける予定。
　同会は１９６６年から、毎年５月に富士山周辺の各市町村でツツジやモミジ、サクラなどを植樹していて、昨年度までに植えた苗木は８万６８４２本に上る。本年度の植樹祭は５月１４日、忍野村の「四季の杜おしの公園」で実施する。

(2024年4月17日付 山梨日日新聞掲載)