富士山、火祭り、うどん…富士吉田かるた魅力満載　ひばりが丘高生制作

完成したかるたを楽しむ生徒＝富士吉田・ひばりが丘高

生徒が作ったかるた

　富士吉田市のひばりが丘高の生徒が、地域の魅力や歴史を詰め込んだオリジナルかるたを制作した。富士山や火祭り、吉田のうどんなどの絵札と読み札を作り上げた。
　授業の一環で、２年生２０人が昨秋から取り組みを始めた。生徒は、地域の歴史や文化を調べ、五十音順に作成。Ａ４判の絵札には写真のほか、手描きのイラストにした生徒もいた。読み札も語呂を合わせながら考え、由来や歴史を解説する紹介文も添えた。
　２４日は完成したかるたを生徒が体験。「手をたたき浅間神社に願いごと」「歴史ある歯ごたえ抜群吉田うどん」－。読み上げられた読み札に向かって生徒たちは手を伸ばしていた。

(2024年1月31日付 山梨日日新聞掲載)