2024.1.04
竜に会える場所 百福の龍宝珠(富士河口湖)
富士河口湖町勝山の冨士御室浅間神社の境内には、「百福の龍宝珠(りゅうほうじゅ)」と呼ばれる石像が置かれている。
神社によると、像は8匹の竜が絡み合い、多数の「福」と刻まれた宝珠を囲む。上昇や発展を象徴する竜に地域繁栄への願いが込められ、宝珠は参拝者の災難を除き、福を授けるとされる。高さは台座を含め約2メートル。2013年、社務所の新築に合わせて造られたという。
神社は竜王信仰のある河口湖畔にあり、23年8月には戦前ごろまで続いていた雨乞いの神事「龍神祭」も復活した。
(2024年1月1日付 山梨日日新聞掲載)
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