冬季営業向けリフトに座席　鳴沢のスキー場

座席を取り付けるスタッフら＝鳴沢・ふじてんスノーリゾート

　鳴沢村のスキー場「ふじてんスノーリゾート」は２０日、冬季の営業に向け、リフトに座席を取り付ける作業を行った。１２月中旬のオープンを目指している。
　スキー場スタッフ数人が、重さ６７キロの座席を直径２・９センチのワイヤに固定。二つのリフトに計１８３基の座席を取り付けた。
　スキー場を運営する富士観光開発によると、１０月３０日にリフトの荷重試験を行う。１１月下旬から人工降雪機でゲレンデの準備を始め、例年通り１２月中旬の営業開始を目指す。外国人観光客の回復などから、今シーズンは昨年より約１万人多い、約２０万人の来場を見込んでいる。

(2023年10月21日付 山梨日日新聞掲載)