野鳥スポット周辺　路上駐車横行

　富士河口湖町船津の河口湖フィールドセンター周辺の町道で、路上駐車が問題となっている。野鳥観察の愛好家や写真家が多く訪れているためで、町とセンターは８月上旬からロープや駐車禁止の掲示を設置するなどしているが、ロープを切って駐車するケースもあり改善されていない。町やセンターは「ルールやマナーを守ってほしい」と呼びかけている。

　９月１１日早朝、センター周辺の林道で、１０人ほどの写真家がカメラを水場に向けていた。お目当ては冬の野鳥・イスカ。センターの職員によると、７月下旬ごろからキャンプ場付近でイスカが目撃されて以降、野鳥を撮影する写真家などが多く訪れている。８月上旬には水場の周辺に５０人ほどが集まったこともあるという。

(2023年10月3日付 山梨日日新聞掲載)