2023.9.07
富士を背に“映え”写真 笛吹・新道峠スマホでチョウのAR
笛吹市は、同市芦川町上芦川の新道峠展望デッキ「FUJIYAMA ツインテラス」に、チョウをモチーフにしたAR(拡張現実)画像を使って写真撮影できるQRコードを設置した。
市観光商工課によると、富士山と河口湖を一望できる同所をPRしようと企画。同課と、本年度から市企画課に配属されているNTT東日本の職員が協力して作成した。
AR画像は、長距離移動することで知られ、6~9月ごろに同所周辺に飛来するチョウ「アサギマダラ」の羽をデザイン。同市在住の似顔絵師福嶋浩一さんがオレンジや水色、黄色などでカラフルに描いた。
同所の「ファーストテラス」「セカンドテラス」にある、案内板と撮影用のカメラスタンドに設置されたQRコードを、スマートフォンなどで読み取って無料で利用できる。画面上に羽と「FUJIYAMA ツインテラス Fuefuki City」の文字が映し出され、羽を人に合わせて撮影するなどして楽しめる。
同課の担当者は「9月ごろまでは実際のアサギマダラを見ることができる。景色を楽しみながら“映える”写真の撮影を楽しんでほしい」と話している。
(2023年9月5日付 山梨日日新聞掲載)
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