2023.9.05
「防災の日」県内各地で訓練富士山噴火想定、ヘリで患者搬送
防災の日の1日、富士山噴火に備え、入院患者をドクターヘリで別の病院に搬送する訓練が、富士吉田市内で行われた。患者を救急車やヘリに乗せたり、医師に患者の容体を伝えたりする手順を確認した。
噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられ、富士吉田市立病院の重症入院患者を甲府市の県立中央病院まで搬送するとの想定で実施。富士吉田市職員や医師、病院スタッフ、消防隊員ら約100人が参加した。
訓練では、患者役の男性を市立病院から救急車で富士五湖消防本部まで運んだ。屋上のヘリポートに、県立中央病院の医師を乗せたドクターヘリが到着。市立病院の医師が患者の容体を伝え、ヘリで搬送するまでの流れを確認した。
(2023年9月2日付 山梨日日新聞掲載)
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