河口の稚児の舞を小学生７人奉納　河口浅間神社

　国の重要無形民俗文化財に指定されている「河口の稚児の舞」が富士河口湖町河口の河口浅間神社の太々御神楽祭で奉納された＝写真。
　７月２８日に実施。地元の小学生７人が色鮮やかな衣装に身を包み、笛や太鼓に合わせて「御幣の舞」「剣の舞」などを披露した。鈴や扇子を手に稚児らが拝殿で舞う姿を参拝者らがカメラやスマートフォンで撮影していた。
　稚児の舞は富士山の噴火を鎮めるために行われてきたとされ、４月２５日の例大祭と７月２８日の太々御神楽祭で奉納している。

(2023年8月12日付 山梨日日新聞掲載)