2023.6.21
霊峰の節目 各地で祝う
焼き印体験、ドローンショー…
富士山の世界文化遺産登録決定から22日で10年になることを記念したイベントが各地で予定されている。富士山5合目では限定の焼き印体験があるほか、富士河口湖町の大石公園ではドローンショーが開かれる。富士急行線富士山駅、下吉田駅では記念の入場券セットの限定販売もある。
富士山5合目観光協会は22、24、25日、吉田口5合目広場で、45センチのミニ金剛づえに10周年を記念した焼き印を押す体験イベントを開催。各日、先着100人で、参加費として富士山にちなんで223円以上の寄付金を募る。22日は富士吉田市の富士学苑中高のジャズバンド部が演奏会を開く。
富士河口湖町は22~24日、町内の大石公園で400機のドローンによるによるショーを開催。各日午後7時半と午後8時半からの10分間で、ドローンが富士山をバックに夜空に舞い、光り輝く。22日は花火を打ち上げる予定。
富士山麓電気鉄道は22日、記念の富士急行線入場券セットを販売。富士山型の台紙と入場券が付いており、価格は1700円で限定500枚。富士山駅と下吉田駅、通販サイト「富士急のりもの百貨店」で販売する。
富士吉田市は22日に市役所で、記念のラッピングバスのお披露目と保育園児による合唱やバルーンを飛ばすイベントを開催。山梨、静岡両県と富士山世界文化遺産協議会は22日、東京国際フォーラムで記念式典を開く。富士北麓地域を中心に施設の入場が無料になるキャンペーンなどもある。
(2023年6月19日付 山梨日日新聞掲載)
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