不法投棄を一斉パトロール

富士箱根伊豆地域で３県

　山梨、静岡、神奈川の３県は５月３０日、富士北麓地域などを含む富士箱根伊豆地域で、不法投棄された廃棄物の一斉パトロールを行った。

　山梨県内では富士吉田、富士河口湖、鳴沢、忍野、山中湖の５市町村で実施。県や各市町村職員、富士吉田署員ら２４人が参加した。

　富士河口湖・県立富士山世界遺産センターでの出発式後、１１グループに分かれて活動。富士河口湖町本栖のチェーン脱着場周辺では、県職員らが捨てられた家電や空き缶、ペットボトルなどのごみを集めた。

　県内では４件の不法投棄が発見された。３県は２００６年に「富士箱根伊豆地域不法投棄防止連絡会議」を創設し、毎年一斉パトロールをしていたが、コロナ禍の影響で４年ぶりに実施した。

(2023年6月5日付 山梨日日新聞掲載)