2023.5.31
富士山の在り方探る
世界遺産登録10年 6月22日、記念式典
富士山の世界文化遺産登録10年の節目となる6月22日、山梨、静岡両県と富士山世界文化遺産協議会は、東京国際フォーラムで記念式典を開く。識者の講演やパネルディスカッションなどを通じ、今後の富士山の在り方を考える。参加者を募集している。
予定では、最初に長崎幸太郎知事や川勝平太静岡県知事らがあいさつ。その後、登録10年を記念して作られた動画を放映する。講演は、富士山世界文化遺産学術委員会の青柳正規委員長が「世界遺産としての富士山」と題して話す。
パネルディスカッションのテーマは「富士山から発信する持続可能な社会の実現」(仮)。世界遺産に詳しい上智大大学院の織朱実教授や聖心女子大の岡橋純子教授、エコツアーガイドの近藤光一さんらが意見を交わす。
式典は午後1時半から。参加希望者は6月9日までに、記念式典の特設サイトから申し込む。参加無料で、定員は先着100人程度。問い合わせは山梨県世界遺産富士山課、電話055(223)1316。
(2023年5月29日付 山梨日日新聞掲載)
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