2023.5.27
観光情報の発信強化
富士五湖連盟総会 国内外にPR
富士五湖観光連盟(堀内光一郎会長)は19日、富士河口湖町の富士レークホテルで定時総会を開き、ガイドブックの作成など国内外からの観光客向けの情報発信を強化していくことを確認した。
堀内会長はあいさつで、新型コロナウイルスの感染症法の位置付けが5類になり、海外旅行が伸びることが想定される中、「海外の国際観光地と競合していくことになる。国内旅客をいかにつなぎ止めるかが重要だ」と強調した。
総会では、富士山世界文化遺産登録10年にちなみ、富士山や富士五湖の魅力紹介や滞在型の観光を提案する総合ガイドブック、インバウンド観光客向けの英字パンフレットを作成することも決めた。
一方、観光客が過剰に訪れることで生態系や住民生活が脅かされる「オーバーツーリズム」の弊害も懸念し、環境保護の取り組みを推進していくことも本年度の事業計画に盛り込んだ。
(2023年5月25日付 山梨日日新聞掲載)
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