富士河口湖町とスイスの村「姉妹都市」に

　富士河口湖町とスイス・ツェルマット村は２０日、富士吉田・ハイランドリゾートホテル＆スパで姉妹都市協定を結んだ。両町村は友好都市関係にあったが、関係をより深めるため格上げする形で締結。コロナ禍で中断していた交流事業も４年ぶりに再開した。

　町関係者やツェルマット村の訪問団ら約１２０人が締結式に出席。渡辺喜久男町長とビーナー村長が協定書にサインした。渡辺町長は「交流が発展することを願っている」とあいさつ。ビーナー村長は「より深い関係をつくり上げていきたい」と述べた。

　両町村は富士山とマッターホルンの麓にある自治体として、２０１５年に友好都市協定を締結。相互に訪問団を派遣していたが、コロナ禍の影響で１９年を最後に中断していた。訪問団は２３日まで同町に滞在。観光施設の視察や中学生との交流を予定している。