2023.5.18
組子 精巧な40点並ぶ
富士吉田で愛好会作品展
木材で装飾する「組子」の愛好家でつくる「富士山組子愛好会」が、富士吉田市上吉田3丁目の旧外川家住宅で作品展を開いている=写真。会は約20年前から富士山にちなんだ作品などを手がけてきた。世界文化遺産登録10年の節目の年に当たり、メンバーは「世界中の人に見てもらいたい」と話す。
くぎを使わず、細い木材を幾何学的な模様に組み付けた組子作品約40点を展示。びょうぶやついたて、灯籠などに加え、富士山をイメージした作品も並んでいる。
約20年前、「富士山を世界遺産に」と会を設立し、富士山をかたどった組子作品などを手がけてきた。現在は週1回、会員約20~30人が集まって互いに教え合いながら制作に励んでいる。
6月、富士山は世界文化遺産登録から10年を迎える。作品展の会場である旧外川家住宅も構成資産の一つ。
作品展は6月末まで。期間中、作品の入れ替えも行う予定。毎週火曜日定休。大人100円、小中高生50円。午前9時半から午後5時(午後4時半最終入場)。
(2023年5月16日付 山梨日日新聞掲載)
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