富士登山競走 ７月２８日号砲

参加３７７６人に拡大

　富士山を舞台に開かれる富士登山競走（富士吉田市主催）の実行委員会が１６日、市役所で開かれ、今年の開催を７月２８日にすることを決めた。新型コロナウイルスに関する規制緩和を受けて、参加者を前回大会よりも増やすことも承認した。

　会議には実行委員１６人が出席し、実行委事務局が今年の開催を７月２８日にすることを提案。山頂コースは午前７時、５合目コースは午前９時に市役所をスタートし、参加定員は山頂コースが１７７６人、５合目コースが１５００人、特別枠が５００人の計３７７６人で、前回大会から増やすことを承認した。

　また、地域経済活性化などの観点から、受け付けは大会前日に限定し、市民会館で実施。前回大会は参加者を国内在住者とし、新型コロナワクチンの接種証明か、陰性証明の提示を必要としたが、いずれも撤廃することなども確認した。

　会議では、実行委会長の堀内茂市長が「富士山の世界遺産登録１０周年と重なる大会で、これまでを上回るすばらしい大会になるよう協力をお願いしたい」と呼びかけた。

(2023年2月17日付 山梨日日新聞掲載)