2023.2.11

道志の湯 定額制導入

来月13日まで 冬の誘客促進

 道志村の温泉施設「道志の湯」は3月13日までの間、定額を支払えば何度でも追加料金なしで施設を利用できるサブスクリプション(定額利用)のサービスを行っている。閑散期となる冬季の誘客や、物価高騰の影響を受けた村民の生活を支援する狙い。

 村が出資し、施設を運営する「株式会社どうし」によると、サブスクリプションの期間は3月13日まで。大人3500円、子ども2250円の定額料金を支払うと、期間中は温泉施設を追加料金なしで何度でも利用できる。施設の受付で申し込みをして、料金を支払うと入場券が発行される。村民と、村と公共施設の使用協定を結ぶ忍野村、水源地として交流がある横浜市の住民は、定額料金の割引を受けることができる。

 株式会社どうしによると、ツーリングやサイクリングなどの閑散期となる冬季に誘客のために初めて企画。物価高騰の影響を受ける村民への支援の意味合いもある。担当者は「冬季こそ村を訪れ、温泉で暖まってもらえれば」と話していた。

 営業時間は午前11時から午後7時まで。火曜定休。

(2023年2月9日付 山梨日日新聞掲載)

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