地域の災害史学習 テント組み立ても

富士河口湖で防災士講座

　富士河口湖町は６日、町中央公民館で町内の小学生を対象にした「ジュニア防災士講座」を開いた。

　町内の小学４～６年生約２０人が参加。町地域防災課の担当者が、町内で過去に発生した災害などを説明する座学を受けた後、富士山周辺の立体地図に溶岩流に見立てた赤色の液体を流し、溶岩流がどのように流れるのかを実験した。

　ペットボトルで作るランタンを作製したほか、避難所で使われるテントや段ボールベッドを実際に組み立てたりもした。

　ジュニア防災士講座は、児童らが防災の知識を身につけることにより、町全体の防災力を向上させる取り組み。

(2023年1月13日付 山梨日日新聞掲載)