2022.9.01
高校生がポスター 地元の魅力凝縮
富士山、織物、水…13枚制作
富士吉田市内の高校生が、地域の魅力を伝えるポスターを制作した。富士山や織物、料理、水などをテーマに決め、携わる人たちを取材して13枚のポスターに仕上げた。9月16日まで富士急行線富士山駅ビル「Q-STA」で展示している。
市内の高校に通う高校生有志39人を4月、市が「ふじよしだPR大使」に任命。高校生は13チームに分かれ、それぞれが夏休みなどを利用して、地域でアンケートをしたり、インタビューしたりしてテーマを決めた。
テーマは、ふじさんミュージアムや水、道の駅富士吉田に並ぶ富士山商品、織物業の若手グループ、ゲストハウス、吉田の火祭りを支える世話人などさまざま。高校生は現地に足を運び、関係者に取材してカメラで写真を撮影し、キャッチコピーを付けてポスターを制作した。
24日は富士吉田市民会館で完成発表会が開かれ、会場に展示された。富士吉田の水をテーマに、水を使ってキムチ作りをする漬物屋を取り上げたグループは、野菜を洗う際の水しぶきをとらえた写真を掲載。
完成した計13枚のポスターは26日の火祭りの会場で飾られた。9月16日までは、「Q-STA」2階で展示されている。
(2022年8月30日付 山梨日日新聞掲載)
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