2022.8.31

富士山噴火の特徴学ぶ

 富士河口湖町は28日、町内で富士山噴火を想定した総合防災訓練をした。

 富士山有料道路(富士スバルライン)2合目付近と大室山付近の2カ所で突発的な噴火が発生したことを想定して実施。町内の小学校や公民館計13カ所に避難所を開設し、町の防災アプリや防災無線で避難を呼びかけた。避難してきた住民は避難者カードに氏名など必要事項を記入し、備蓄食料を受け取った。

 訓練後には勝山ふれあいセンターで、県富士山科学研究所の吉本充宏主幹研究員が「富士山の噴火に備えて」と題して講演し、富士山噴火の歴史や特徴、富士山ハザードマップを用いて町への影響などを説明。吉本主幹研究員は「噴火の際に何が起こるのか理解することが必要だ」と話した。

(2022年8月29日付 山梨日日新聞掲載)

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