３年ぶり湖上に彩り 河口湖

大輪の花を咲かせる花火＝河口湖

　富士北麓の夏の風物詩「河口湖湖上祭」（富士河口湖町、町観光連盟、河口湖観光協会主催）が５日、富士河口湖町で開かれ、約１万発の花火が夜空を彩った。

　新型コロナウイルス感染拡大で中止が続き、３年ぶりの開催。多くの観客が、湖上に打ち上がる色鮮やかな花火に歓声を上げ、スマートフォンやカメラに収めていた。

　コロナ禍前の富士五湖の花火大会は、８月１日の山中湖報湖祭を皮切りに、西湖、本栖湖、精進湖と続き、湖上祭で締めくくりとなるが、今年の開催は山中湖と河口湖のみだった。

(2022年8月6日付 山梨日日新聞掲載)