2022.7.30
観光・織物パリでPR
富士吉田と組合 イベントに出展
フランス・パリで開かれた欧州最大規模の日本文化発信イベント「ジャパンエキスポ」に、富士吉田市と富士吉田織物協同組合がブースを出展し、観光や織物をPRした。市内の織物業者が現地業者と商談するなどし、経済交流やインバウンド誘客につなげていく。
ジャパンエキスポは今月14~17日、フランス・パリのノール・ヴィルパント展示会場で開かれた。パンフレットの配布や織物のワークショップなどを展開。ストールやネクタイ、御朱印帳など97種類の物販ブースも設けた。市内の織物業者と、現地のセレクトショップや日本グッズのショップとの商談会もあった。
市は東京五輪の女子7人制ラグビーフランス代表や2019年ラグビーワールドカップのフランス代表チームの事前合宿を受け入れ、交流を継続。フランスのインフルエンサー(情報発信で強い影響力を持つ人)に市の情報を交流サイト(SNS)で発信してもらい、今回の出展でもブースはにぎわったという。
市の担当者は「フランスの現地企業との経済交流を通じて、織物の販路開拓につなげたい。フランスからの市内への誘客にも期待したい」と話している。
(2022年7月28日付 山梨日日新聞掲載)
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