時代祭り９月第１日曜に都留市

　毎年９月１日に実施されてきた都留市のふるさと時代祭りが、誘客を図るため今年から９月の第１日曜日に実施されることになった。新型コロナウイルスの影響で開催は３年ぶり。祭りの起源で郡内三大祭りの一つに数えられる「八朔祭」は、例年通り１日に行う。

　６月２０日、都留市役所で開かれた実行委員会（小俣政英実行委員長）の総会で決まった。今年は前夜祭として９月３日に宵祭りを、同４日にふるさと時代祭りを開催する。

　大名行列や屋台曳行の参加者を確保することや、観光客の誘客を見据えた対応で、名物の大名行列は４日に行われる予定。また、８月２９日からの７日間を「おはっさくウィーク」に指定し、都留ＣＡＴＶによる回顧映像の放映など関連イベントを開くことも確認した。小俣実行委員長は「時代や社会の変化に合わせ、日曜開催に踏み切った。市民、関係者と一致団結し、盛大な祭りにしたい」と話していた。