【富士山をきれいにする運動】前期清掃 一般も募集

８月６日 後期は９月９日

本年度の富士山環境美化クリーン作戦について報告した理事会＝富士河口湖・県立富士山世界遺産センター

　公益財団法人富士山をきれいにする会（野口英一理事長）は１日、富士河口湖町船津の山梨県立富士山世界遺産センターで理事会を開いた。１日から富士山環境美化前期クリーン作戦（８月６日実施）の一般参加者の募集を始めたことを報告した。後期クリーン作戦は９月９日に行う。

　理事や監事ら６人が出席。野口理事長は「外国人観光客の入国制限も緩和され、富士北麓地域に来る人も増えてくる。富士山の清掃、環境保護啓発にしっかりと取り組んでいきたい」とあいさつした。

　事務局が本年度の富士山環境美化クリーン作戦の計画を報告。前期は富士山５～６合目周辺を会場とし、６月２７日まで一般参加者を募集する。後期も一般参加者を募集する方向で検討している。昨年の後期は一般参加者を募集したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。

　また昨年度の事業実績と決算を承認。昨年度の清掃活動には計８２団体、４４２７人が参加し、約６トンのごみを回収したという。

(2022年6月2日付 山梨日日新聞掲載)