2022.3.21
「サステナぶろ」で森林環境保護学ぶ
ふじやま温泉でイベント
富士吉田市の温泉施設「ふじやま温泉」は21日まで、環境保護の大切さを学ぶイベント「サステナぶろ」を開いている。
SDGs(持続可能な開発目標)が注目を浴びる中、来館者に富士山周辺の森林環境について学んでもらおうと、富士吉田市外二ケ村恩賜県有財産保護組合(吉田恩組)と協力して企画。期間中は施設の「バナジウム風呂」に直径12センチ、厚さ3センチのカラマツの間伐材を浮かべた「カラマツ風呂」や、3階の展望休憩室の一角で子ども向けに木の板を使ったプレートづくりを行っている。
また、3階のキッズルームで恩賜林組合の概要や間伐材を使用してつくるペレットを紹介する常設展示も19日から始めた。施設の担当者は「自然に興味を持ち、身近に感じてもらうきっかけになってほしい」と話していた。
(2022年3月20日付 山梨日日新聞掲載)
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