2021.12.28
「富士山麓の魅力発信」
アミューズ社長移転語る
7月に東京都渋谷区から富士河口湖町西湖へ本社を移転した大手芸能事務所アミューズの中西正樹社長が25日、取材に応じ、「新型コロナウイルス感染拡大でリモートワークが基本となっているが、対面で集まることができる場所を設けることでコミュニケーションの濃度を高め、良いものを作りたかった」などと狙いを説明した。
中西社長は24、25の両日、西湖畔で開かれた「FUN OUT!~FIREWORKS ON SAIKO~」の会場で取材に応じた。
同社は所属するアーティストのふるさとを大切にしながらマネジメントしてきたとして、「アミューズとしてのふるさとはここ(富士河口湖町)という思いで、良さを全国に広げていく」と話した。
「富士山麓の雄大な自然、ここを守り続けてきた人々の思いを感じた。この地らしいエンターテインメントを作っていきたい」と抱負。富士山麓の自然を生かしたスポーツアクティビティーの企画などに取り組むことに意欲を示した。
イベントは本社移転後初めての企画で、地元のカフェやレストランなど約40店舗が出店したクリスマス・マルシェや音楽と花火のショーなどを実施。県内外から多くの観光客らが集まった。
(2021年12月26日付 山梨日日新聞掲載)
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