2021.11.04
富士吉田の特産食品 手軽に
道の駅物産館前に自販機
富士吉田市の道の駅「富士吉田」物産館前に、市内の特産品を販売する自動販売機が設置された。市内の精肉店関係者が市内の事業者に呼び掛けて企画。食品11種類を販売している。
国産赤身馬刺しや市内で養殖した県産ブランド魚「富士の介」の刺し身、市内産イチゴ「ふじなつき」を使ったアイスなど11種類を販売。いずれも市のふるさと納税の返礼品として人気という。冷凍状態で販売されていて、賞味期限は1カ月~半年。24時間購入できる。保冷バッグも300円で販売している。
自販機には富士山や市内にある新倉山浅間公園の忠霊塔などがラッピングされている。
設置したのは同市竜ケ丘2丁目の精肉店「大西肉店本店」で専務を務める五十嵐勇三さん(36)。新型コロナウイルス禍で「新たな販売形式で富士吉田の食品の魅力を発信したい」と、市内の事業者に協力を呼び掛けた。非接触で土産品を販売でき、定休日の異なる事業者の商品を観光客が24時間購入できることが利点という。
五十嵐さんは「富士吉田のお土産を住んでいる地域に持ち帰り、魅力を広めてほしい」と話している。
(2021年11月2日付 山梨日日新聞掲載)
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