2021.10.17

リフトに座席設置

鳴沢 スキー場開業準備

 鳴沢村のスキー場「ふじてんスノーリゾート」は14日、今シーズンの開業に向けて、リフトに座席を取り付ける作業を行った。気温の冷え込みを見ながらゲレンデづくりを11月下旬から始め、12月中旬のオープンを目指す。

 この日はスキー場のスタッフ6人が、重さ84キロの座席を12メートル間隔で直径2.9センチのワイヤに固定。2人乗りのロマンスリフトとパノラマリフトに計183基を取り付けた。スキー場を運営する富士観光開発によると、11月9日に120キロの重りをリフトに乗せて荷重試験を実施する。

 甲府地方気象台によると、14日朝の河口湖の最低気温は12.4度で9月下旬並みと比較的暖かだったが、関東甲信は11~12月にかけて平年並みの気温となる見込み。

 ふじてんスノーリゾートは11月下旬から人工降雪機を使ったゲレンデづくりを行い、例年通り12月中旬の営業開始を目指す。山口光貴支配人は「いよいよシーズンが来た。新型コロナウイルスの感染防止策を講じつつ、安心安全に楽しんでもらえるよう準備を進めたい」と話していた。

(2021年10月15日付 山梨日日新聞掲載)

広告
月別
年別