観光地 空撮映像でＰＲ

都留　公式ユーチューブ刷新

　都留市観光協会は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式アカウントをリニューアルした。小型ドローンで市内の観光地を撮影した映像を配信していて、観光振興につなげたい考え。

　市観光協会事務局の市産業課によると、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、市へ直接足を運べなくても効果的に市内の観光地を知ってもらう手段を模索、動画配信に着目した。市観光協会の公式アカウントは１０年前に立ち上げていたが、７年前から更新が止まっていたため、９月中旬に新たなアカウントを立ち上げた。

　気軽な操作で高解像度の撮影が可能である利点があるため、市が所有する小型ドローンを活用。上空から撮影した名勝「田原の滝」や、環境省「平成の名水百選」の「十日市場・夏狩湧水群」に含まれる太郎・次郎滝（同市夏狩）などを紹介している。

　動画は不定期に配信する予定で、今後は季節に合わせ、桜や紅葉のスポットなども紹介していく。同課の担当者は「都留市ならではの景色を継続して発信することで、観光振興につなげたい」と話している。

(2021年10月13日付 山梨日日新聞掲載)