2021.10.14

「夢幻」が1位

英ビールコンテスト

 イギリスで開かれたビールの国際コンテスト「ワールド・ビア・アワード2021」で、富士観光開発(富士河口湖町船津、志村和也社長)の富士桜高原麦酒「夢幻」が、スペシャリティビール部門のスペシャリティライスタイルで世界1位に選ばれた。同社は10年に初出品し、今回でワールドベスト・スタイルの受賞は通算9銘柄となった。

 ワールド・ビア・アワードは07年から開かれている世界有数のビールコンテストで、今回は10部門96スタイルに58カ国から約3300銘柄がエントリー。日本からは104銘柄が出品した。

 同社によると、ライ麦を使用し、スパイシーでミントのような爽快感と爽やかな酸味が特徴という。審査は銘柄を伏せて行われ、第1段階の日本ラウンドでライ麦を使ったスペシャリティビール部門スペシャリティライスタイルの日本代表に選出。第2段階で各国の最高賞と競い、同スタイルの世界1位を獲得した。

 また、日本ラウンドでは夢幻のほか、「ラオホ」「さくらボック」「ドラゴンモザイク」がそれぞれのスタイルで日本代表に選出された。

 現在「夢幻」はボトルで販売しておらず、同社が経営するレストラン「シルバンズ」でのみ提供している。10月31日までの金、土、日曜日に、受賞記念の飲み放題を実施する。午後5時~午後9時。90分制で一人1000円。問い合わせはシルバンズ、電話0555(83)2236。

(2021年10月12日付 山梨日日新聞掲載)

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