富士山ぐるっとスタンプラリー

山梨、静岡３８ヵ所 アプリで

スタンプラリーのパンフレット

　山梨、静岡両県の自治体などでつくる日本富士山協会は、富士山周辺の観光名所を巡るスタンプラリー「ぐるっと富士山ドライブスタンプラリー」を実施している。新型コロナウイルス感染が続く中、マイカーで巡ってもらおうと企画。スマートフォンのアプリを活用してスタンプをためる。

　山梨、静岡両県の３８施設を対象スポットにした。山梨側は新倉山浅間公園（富士吉田市）や忍野八海、山中湖花の都公園、鳴沢氷穴など１８カ所。静岡県側は冨士浅間神社（小山町）、白糸の滝（富士宮市）など２０カ所ある。

　日本自動車連盟（ＪＡＦ）が提供するスマートフォンのアプリを活用。氏名、メールアドレスを登録して参加する。アプリは衛星利用測位システム（ＧＰＳ）と連動しており、対象スポットに行って画面をタッチするとアプリ上でスタンプがたまる。

　５カ所のスタンプを集めると富士山周辺地域の特産物などが当たる。１０カ所分集めるとホテルの宿泊券が当たる。いずれも抽選。スタンプをためると自動で応募される。

　スタンプラリーのアプリのＱＲコードや対象スポットを紹介するパンフレットは観光案内所などで配布している。担当者は「密集を避けながら富士山周辺の魅力を満喫してほしい」と話している。

(2021年9月24日付 山梨日日新聞掲載)