2021.9.16
富士登山 最少6万5519人
今夏 コロナ前比64%減
富士吉田市は13日、富士山の夏山シーズン(7月1日~9月10日)の登山者数は6万5519人で、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年に比べ12万288人(64.7%)減少したと発表した。統計を始めた1981年以降で最少となった。
登山者数は、県や市が運営する6合目の富士山安全指導センターが統計を出している。センターでのスタッフの目視によるカウントと、6合目の山小屋前に設置した自動で通過者を記録する赤外線カウンターの合計値で算出している。
一方、市などが8合目の山小屋で7月15日から8月29日まで開設した救護所の受診者数は96人で、2019年より260人(73.0%)少なかった。
(2021年9月14日付 山梨日日新聞掲載)
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