谷村町駅舎キーホルダーに

富士急行販売

谷村町駅の駅舎をかたどったキーホルダー

　富士急行は、都留市上谷１丁目の富士急行線谷村町駅の駅舎をかたどったキーホルダーの販売を始めた。

　キーホルダーはプラスチック製。今月１日から新たに副駅名「谷村城下町」を導入したことを記念して作った。正面から見た木造平屋建ての駅舎を再現している。

　谷村町駅は１９２９年に開業。富士急行線に現存する１８駅の中では最も古く、２０１７年には国の登録有形文化財に登録された。開業当時の姿を残したレトロなたたずまいが評判で、テレビドラマやミュージックビデオのロケ地にも利用されている。

　キーホルダーは５００円。富士急行線で駅員が常駐する都留文科大学前駅（都留市）や富士山駅（富士吉田市）、同社のオンラインショップで購入できる。同社の担当者は「谷村町駅周辺のレトロな街並みも探訪してみてほしい」と話している。

(2021年9月14日付 山梨日日新聞掲載)