ワカサギ釣り 山中湖で解禁

　山中湖で１３日、ワカサギ釣りが解禁となった。

　富士五湖観光船協会山中湖支部ドーム船部会によると、村が新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の対象となったため、独自に解禁日を例年の１日から１３日に延期。２週間遅れの解禁となった。

　解禁後も営業時間は２時間短縮して午前７時～午後１時までとし、船内にはパーティションを設けるほか、窓を開けるなどして換気を行う。

　山中湖畔のボート業「しゅうすいや」によると、解禁初日は７人がドーム船を訪れ、体長６～１０センチ、１人平均５０～７０匹を釣り上げた。

　解禁期間は来年６月まで。山中湖漁業協同組合の羽田正男組合長は「安心安全で釣りを楽しんでもらえるよう、新型コロナ対策を徹底して観光客を迎えたい」と話している。

(2021年9月14日付 山梨日日新聞掲載)