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山梨県富士山科学研究所などは6日、富士河口湖町で雨量が増えた際に出現する幻の池「赤池」が主に直近の降雨でできているとの研究結果を公表した。大量の雨が降ると、地表近くの地下を伝って雨水がくぼ地にたまり、赤池が出現するという。近くの精進湖と地下でつながり、湖の水位上昇で赤池が出現するとされてきたが、精進湖と赤池の水質が異なることが判明し、定説が覆された。
(2021年9月7日付 山梨日日新聞掲載)