2021.8.19
河口湖畔 馬とごみ拾い
吉田高生と活性化団体連携
富士山周辺のごみをなくそうと、吉田高の生徒5人は、河口湖畔で清掃活動をした。馬を使った地域活性化に取り組む「ナックス」(富士吉田市)と連携、馬を連れて作業した。活動の様子は会員制交流サイト(SNS)を通じて発信し、環境美化への意識高揚を図った。
清掃活動は同校の総合的な学習の時間を使った「富士山学」の一環。5人は「自然・環境」をテーマに学んでいて、富士山周辺のごみの実態について調べているという。同社担当者が授業で講師を務めたことが縁で、一緒に作業することになった。馬を連れて活動することで発信力を高めるのが狙い。
6日の作業は生徒5人が同社の馬「ヴェートーベン」を連れて行った。河口湖畔の遊歩道など約3キロを歩き、空き瓶やペットボトル、吸い殻などのごみを回収した。生徒たちは7月27日、8月1日にも富士河口湖町内で清掃活動を行っていて、3日間で約40キロのごみを拾ったという。
清掃活動の様子は写真投稿アプリ「インスタグラム」に投稿した。
(2021年8月17日付 山梨日日新聞掲載)
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