2021.7.23
マイカー規制、来月31日まで
富士山有料道路(富士スバルライン)のマイカー規制が21日、スタートする。期間は8月31日まで。今年は新型コロナウイルスの感染対策で、マイカー利用者がシャトルバスに乗り換える際、検温を実施する。
県などによると、期間中はバスやタクシー、許可を受けた車両を除き、一般車両は通行できない。電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)は規制の対象外だが、ドライバーは富士山パーキング(県立富士北麓駐車場)で確認証の交付を受ける必要がある。
感染防止のため、乗客がバスに乗り込む直前に運転士が非接触型体温計で検温をする。換気性能の高い大型バスを運用し、運行前後に手すりやつり革などをアルコール消毒する。
スバルラインの通行時間は午前3時~午後6時(下りは午後7時45分)で、シャトルバスはおおむね1時間の間隔で運行する。乗車料金は往復で中学生以上2100円、小学生以下1050円。
マイカー規制は富士山の環境保全や渋滞緩和のため、コロナ禍で閉山した昨年も含め毎年実施している。
(2021年7月21日付 山梨日日新聞掲載)
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