2021.6.17
富士桜高原6銘柄「金」
国内醸造ビール対象の審査会
日本国内で醸造されたビールを対象とした審査会「ジャパン・グレートビア・アワーズ2021」(日本地ビール協会主催)で、富士観光開発(富士河口湖町船津、志村和也社長)の地ビール・富士桜高原麦酒の6銘柄が金賞を受賞した。
同社によると、ボトル・缶部門では、富士山の伏流水と南ドイツ産の麦芽を使用した「ヴァイツェン」、富士川町のゆずの皮を使用した「ヘイジーゆずヴァイツェン」が受賞。ケグ(たる)部門では、ライ麦を使用した爽やかな酸味が特徴の「夢幻」や通常の約2倍の麦芽を使用し、長期熟成させた「さくらボック」のほか、「ラオホボック」や「ヴァイツェンボック」が受賞した。
同社はこのほか、7銘柄が銀賞、1銘柄が銅賞に選ばれた。
大会は国内のクラフトビールの品質向上を目的に2019年に初めて開催され、今年で3回目。大会には国内111社から427銘柄がエントリー。審査員が味や香りなどを50点満点で採点し、45点以上に金賞、42点以上に銀賞、40点以上に銅賞が贈られた。
宮下天通醸造長は「14銘柄と非常に多くのビールが受賞し、品質の高さが証明されてうれしい。コロナ禍でも家のみでボトルビールを楽しんでほしい」と話している。
(2021年6月15日付 山梨日日新聞掲載)
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