ハクチョウの生態解説

山中湖の遊覧船 体験型ツアー

ハクチョウについてのクイズを出すスタッフ＝山中湖村平野

　山中湖の遊覧船「白鳥の湖号」を運航する富士汽船（山中湖村）は、ハクチョウの生態について学ぶことができるツアーを始めた。環境保全への理解を深めてもらおうと企画した。

　ツアーには、同社のスタッフが「ハクチョウ博士」として同行。同村平野の乗船券販売所で、山中湖に生息するハクチョウの種類や寿命などについてクイズ形式で解説する。湖岸ではハクチョウへの餌の与え方を教え、遊覧船「白鳥の湖号」にも乗船する。

　同社によると、山中湖ではハクチョウが自然繁殖していて、１年通して見ることができる。担当者は「ハクチョウと身近に接することができる体験型イベントとして、多くの人に楽しんでほしい」と話している。

　ツアーは午前と午後の１日２回で、毎日開催する。大人（中学生以上）１５００円、小学生以下１０００円。未就学児は大人１人につき、１人無料。問い合わせは富士汽船、電話０５５５（６２）０１３０。

(2021年5月11日付 山梨日日新聞掲載)