2023.6.17

「景観」「防災」考える

富士河口湖 住民ら意見交換

 富士河口湖町の住民有志らでつくる「富士河口湖町の景観を守る会」は町中央公民館で、町内の景観や防災をテーマにしたタウンミーティングを開いた。

 町では富士山に関連した観光が重要な産業となっているが、観光に配慮した景観形成だけでなく、富士山噴火などの災害対応を意識したまちづくりについても考えようと初めて企画。3日に開き、住民ら約30人が参加した。

 県富士山科学研究所の池口仁主任研究員が「景観の保全と住民参加」と題して講演。まちづくり、防災など専門家4人によるパネルディスカッションでは、観光地の景観保全、観光客の安全確保の方法などについて討議した。

 参加者との質疑応答の時間もあり、専門家らが意見を述べた。

(2023年6月15日付 山梨日日新聞掲載)

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