2021.4.11
富士山 多彩な表情活写
富士吉田市のふじさんミュージアムは、富士山を撮り続けている写真家TAKASHIさん(東京)の写真展を開いている。富士五湖など県内から富士山を撮影した写真を中心に、22点が並んでいる。
TAKASHIさんは2011年から、富士山の写真を撮影し、国内外の写真コンテストに参加。富士吉田市の新倉山浅間公園から撮影し、米国の旅行雑誌の表紙を飾った桜と富士山、忠霊塔(五重塔)の競演を収めた写真を昨年、同市に寄贈している。
今展では、富士五湖や新道峠(笛吹市)、静岡県、長野県などから撮影した作品を展示。夜明けや雲がかかる富士山などを、色鮮やかなカラー写真や深みのあるブルーインクなどで表現している。新倉山浅間公園から撮影した写真は和紙にプリントしており、穏やかな雰囲気に仕上げている。
TAKASHIさんは「富士山の神秘的なイメージをブルーインクで表現した。カラー写真も含め、さまざまな富士山を楽しんでもらいたい」と話している。
写真展は5月10日まで。火曜日休館(5月4日は開館)。午前9時半~午後5時。
(2021年4月9日付 山梨日日新聞掲載)
広告