2021.3.26
限定ビール、モルト倍増
「さくらボック」販売 富士桜高原麦酒
クラフトビール製造の富士桜高原麦酒(富士河口湖町)は、限定醸造ビール「さくらボック」を販売した。通常ビールの2倍のモルトを使用し、風味を引き出した一品になっている。
今回は「ドッペルボック」と呼ばれるドイツの醸造スタイルを採用。昨年12月に仕込み、3カ月以上長期熟成させた。長期熟成によりアルコール度数は8%と高いが、甘みや苦み、香りのバランスが取れた仕上がりという。肉の煮込みやデミグラスソースとの相性が良く、冷やしすぎずに飲むことを勧めている。
330ミリリットル瓶で、528円(税込み)。富士河口湖町船津の系列レストラン「シルバンズ」で販売しているが、売り切れ次第終了する。宮下天通醸造長は「花見や大人数での会食が難しい時期だが、このビールを手に取って楽しんでもらいたい」と話している。
(2021年3月24日付 山梨日日新聞掲載)
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