2023.5.22
富士吉田の水 卓上に
SDGs配慮 紙パック入り
G7広島サミットの卓上水に、富士急グループの富士ミネラルウオーター(東京)のミネラルウオーターが採用された。
富士ミネラルウオーターによると、採用されたのは、富士吉田市内の高地で採取した軟水を原料にした、330ミリリットルの紙パック容器入りののミネラルウオーター。SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環として商品化し、紙パックは森林保全に取り組む国際機関「FSC(森林管理協議会)」の認証を受けている。
同社のミネラルウオーターは日本で初開催された1979年の先進国首脳会議(東京サミット)で採用されるなど多くの国際会議で実績があり、2019年の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)でも使われた。
G7広島サミットでの採用を受け、同社は「大変光栄。富士山のおいしい水、県産のミネラルウオーターの魅力が世界へ知れ渡ることを願っている」とのコメントを出した。
(2023年5月20日付 山梨日日新聞掲載)
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