2021.2.26
6時間かけ霊峰“走破”
トライアスロン栗原選手
北杜市須玉町大蔵のトライアスロン選手栗原正明さん(33)は23日、市内で富士山の標高と同じ3776メートル分の高さをロードバイク型自転車で走った。
やまなし大使と北杜ふるさと親善大使を務めていることから、「富士山の日」をPRしようと企画。市須玉町大豆生田の大豆生田交差点から、市明野町上手のあけの農さん物直売所までの片道約3.7キロの坂道で実施した。
あけの農さん物直売所を午前9時ごろスタートし、休憩を挟みながら約6時間かけてコースを15往復。上った高さの合計を表す「獲得標高」は富士山の標高と同じ3776メートルに達した。事前に自身のフェイスブックで告知しており、応援に駆け付ける知人の姿もあった。
「アスリートの立場から富士山の日をPRできる取り組みを考えた」と栗原さん。目標達成後に「非常に風が強く下りも気が抜けなかった。同じ高さに到達するよう走ってみて、改めて富士山の高さを実感できた」と話していた。
(2021年2月24日付 山梨日日新聞掲載)
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