2021.1.29

富士河口湖で3月ランタンパレード

早春の誘客目玉に

 富士河口湖町観光連盟は3月6日、同町船津の大池公園をメイン会場に、参加者がランタンを持って町内を練り歩くイベントを開く。観光客が少ない早春の新しい観光行事として初めて企画。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、感染対策を徹底しながら誘客を図る。

 イベントは、公園と「河口湖音楽と森の美術館」で開催。両会場を発着点にちんどん屋が町内を練り歩く。参加者は、ヘリウムガス入りのビニール製のランタンを掲げ、ランタン内のLED(発光ダイオード)ライトを点灯してちんどん屋とともに町内を歩く。公園では、町の太鼓グループ「白檀」が演奏を披露する。

 観光連盟によると、感染拡大の影響で観光客の減少が続いていることから、新たな誘客策として開催。来年以降も企画し、恒例行事としての定着を図る。

 ランタンは3千個を用意。受付時に接触確認アプリの提示を求めて検温を行い、全員にフェースシールドを配り感染対策を徹底する。事前申し込み制で、2月上旬から町観光連盟のホームページで参加を受け付ける。

 山下茂代表理事は「ランタンを掲げて明かりをともし、地域を少しでも盛り上げていきたい」と話している。

(2021年1月27日付 山梨日日新聞掲載)

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